小林麻央さん死去に思う

海老蔵さんの奥様である
小林麻央さんが
34歳の若さで亡くなりました。

同じ4歳の子供を持つ親として、
テレビで麻央さんの映像が流れる度に、
心が締め付けられる思いがします。

私の大学の仲のいい同級生も、
数年前に乳ガンになり、
ステージ1でしたので早急に手術して今は元気にしています。
手術後、初めて会った時、
「これカツラなの。全部生えるまでに1年ぐらいかかるかな」と
自分の髪を指差した時に、どう声を掛けていいのか分からなかったのを思い出しました。

彼女と会うと人に自然に麻央さんの話になっていましたが、
「ステージ4でも合うクスリがあったりすれば、何年も生きられるんだよ。
  そりゃ平均寿命は無理にしても、10年ぐらいは生きらられる可能性があるから」
という現実にガンと戦った彼女の言葉を思い出しながら
麻央さんのブログに書いてあった
「あと10年生きたいのだ。」という言葉に心が締めつけられました。

この言葉には、自分の現実と向き合いながら、子供の成長を見たい、
もっともっとやりたい事をしたいという気持ちが溢れている気がしました。

麻央さんの画面に現れる顔は笑顔ばかりですが、
周囲に気を使う姿にも見える気がします。

同じ番組を見ていた妻がポツリと言いました。
「神様っていないのかと思うよね」

本当にここ数日心が重いです。


妻は毎年乳ガン検診に行っていますが、
マーモグラフィ検査等時問のかかる時には、
積極的に私も時問を空けて子どもの面倒をみたいと思います。

妻と一緒に長男と双子の成長をいつまでも見守っていたいです。